
ラクドスアヤーラで3-0した話@カジュアルイベント
先の投稿で紹介したラクドスアヤーラで3-0をキメることができた(なおカジュアルイベント)。
シルバーウィークスタンダード4回目
— びぃーどーし (@bedoshi) September 18, 2023
使用デッキ: ラクドスアヤーラ
3-0 pic.twitter.com/lpV9k1ypaf
デッキリストはこちら。
先日投稿したときのものから変更はない。また本日のマッチアップは以下の通り。
- 1戦目: 青単ジン(2-1)
- 2戦目: 5cジョダー(2-0)
- 3戦目: 赤単(2-0)
以降は試合内容をざっくりお送りする。
VS 青単ジン
1本目
先手7枚スタート。
1T目から《強迫/Duress》。前方チェックによりバウンススペルが3枚見えている。うち1枚が《消えゆく希望/Fading Hope》。残りは《エファラの分散/Ephara’s Dispersal》。初手には2マナの動きとして《アヤーラの誓約者/Ayara’s Oathsworn》か《税血の収穫者/Bloodtithe Harvester》を考えていたため、消えゆく希望を落とした。ただ2マナで打てる事実上のドロースペル《決定的瞬間/Moment of Truth》も見えていたため、これを落としても良かったかもしれなかった。



2T目は相手の3マナバウンスがあったため、血トークンが再度出せることを見越して税血の収穫者を唱えた。3T目にはファーストアタックを決めた。メイン2でアヤーラの誓約者を唱えてターンを返す。相手はターンを貰う前にドロースペルを唱えて手札の質を上げていく。強迫でカウンターが見えていなかったため、引き込んだかもしれないとビビりちらしていた。
その後威迫持ちはバウンスをもらうこととなるが、4T目は《トレイリアの恐怖/Tolarian Terror》を意識した《墓地の侵入者/Graveyard Trespasser》を唱えて相手の墓地のインスタント/ソーサリー呪文を追放。
以降は流れビートダウンし続け、相手側はジンやトレイリアの恐怖を引くも除去とカウンターの応酬で除去が間に合う。なんとか1本目を取った。


2本目
サイドイン
強迫を2枚、《石術の連射/Lithomantic Barrage》を2枚、《アーボーグの掃除屋/Urborg Scavengers》を2枚の計6枚



サイドアウト
《切り落とし/Chop Down》を2枚、《蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive》、《終末の影/Shadow of Mortality》、《多元宇宙の突破/Breach the Multiverse》、《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》の計6枚





後手6枚スタート。
強迫を1T目に打ったもののカウンターとバウンスの数、そしてトレイリアの恐怖が見えて軽く絶望する。手札にあった《喉首狙い/Go for the Throat》では護法コストを払ってもカウンターが最低2回は飛んでくることがわかっていたので、最低でも6マナ立てるところまでは頑張らねばならない状況だった(=ピン除去と護法コストで4マナ払ってカウンターへのベイト、その後本命の《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred’s Edict》で除去を狙う)。もう1枚のカウンターは道中に墓地の侵入者等をベイトにするしかない。


序盤から絶望してはいたものの、税血の収穫者を2体擁立することに成功。途中バウンスをもらうなどで血トークンが3つ溜まっていた。これでトレイリアの恐怖に対して護法コストの2マナだけで1枚は除去ができる……という状況。そこで1:1交換で盤面をきれいにした。が、相手のターンでトレイリアの恐怖が2体並んだ。除去の枚数と見えてるカウンターがまだあったため投了した。
3本目
先手6枚スタート。
1T目に強迫。この時点でカウンターが見えておらずバウンススペルが2枚。バウンススペルを落とす。2T目も引き込んだ強迫。カウンターなしで《考慮/Consider》などのドロースペルがいくつか。とりあえず3T目に墓地の侵入者を定着させるべく、バウンススペルを落とす。
3T目に目論見どおり墓地の侵入者が定着。相手の墓地の呪文を追放していく。相手は土地を置いてマナをフルオープンでターンを返す。夜になった。4T目メイン終了時の優先権でドロースペルが飛ぶ。バウンスは引けなかったようで墓地のインスタントソーサリーが2枚飛ばせた。
このあたりからテンポはこっちにあったみたいで、カウンターこそいくつかもらうものの、威迫持ちのアヤーラの誓約者や《顔壊しのプロ/Professional Face-Breaker》が通って打点が大きくなってマッチ勝利した。


VS 5cジョダー
1本目
先手7枚スタート。
1T目強迫で相手の手札に《侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion》が見える。最終的に落ちるカードはなかったものの、ローナコンボかな?とあたりをつけた。相手はトライオームをセットしてターンを返す。

2T目でアヤーラの誓約者を立てる。相手はローナを立てる。私のハンドには切り崩しがあったので3T目に除去を投げることとした。他に除去は喉首狙いを持っていたため、丁寧に除去して20点削りきった。が、相手の展開を全くと言っていいほど見れていなかったためサイドプランが思いつかない。
また相手はサイドを用意していない旨を告げてきたので私もサイドチェンジなしでBO3を行うことを決意。
2本目
後手6枚スタート。
相手の流れを簡単に説明すると、
- トライオームを置く。
- 単色土地を置いてローナを立てる。
- ペインランドを置いて《伝説の秘宝/Relic of Legends》を唱える。ここからローナはマナクリと化す。秘宝とローナの2マナでサリアが出てくる。ローナは伝説cast誘発でアンタップ。ローナのタップ起動でルーティングする。
- ジョダーは引けておらず、ローナでルーティングする。すると《アーボーグのラタドラビック/Ratadrabik of Urborg》が唱えられる。ここでレスポンスとしてローナに私が喉首狙いで除去を吐く。相手からのレスポンスはなくローナがゾンビとして戦場に残ることはなくなった。
- トライオームのサイクリングなどを使ってドローを行うが、次々と飛ぶ除去で伝説はなくなり、ビックムーブはできなくなる。
- ドロスの魔神を止めることが出来ず投了。



こんな感じだった。ラクドス側としては丁寧に除去をラタドラピックに除去を飛ばしてからは大きな動きを見せることなく終了。残り時間が20分ほど残っていたため感想戦に入るとどうやらジョダーを引きたかったらしいとのことがわかり、デッキが5cジョダーであることが判明。ジョダーが4T目にでていたら圧殺されていたことは間違いなかった。
VS 赤単
1本目
先手7枚スタート。よくよく考えると3試合全部先手取ってた。
1T目はファストランドを置いて対応なし、相手は《熊野と渇苛斬の対峙/Kumano Faces Kakkazan》を置いてきたので赤単だとあたりが付いた。バーンカードが多めに採用されていそうだということでクリーチャーを丁寧に除去して盤面を構築することを考え始める。
2T目は税血の収穫者を置いてみるも、相手のターンで《火遊び/Play with Fire》に焼かれた。相手は《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》を唱えて殴ってくる。もちろん僧院の速槍は先起きしてたので都合、3点ダメージを受けた。僧院の速槍には熊野2章で1/1カウンターが載っていた。



3T目は土地を置いて《王国の未亡人、アヤーラ/Ayara, Widow of the Realm》を唱えた。相手ターンでは稲妻の一撃がアヤーラに飛んできて、《火遊び/Play with Fire》が顔面に2点、裏面になった熊野、僧院の速槍、が殴ってくる。都合7点。もうそろそろライフが厳しくなってくるも、火力呪文が複数見えてきたので肉を除去を優先する方向にした。
4T目、土地を置いてハンドから2枚目のアヤーラを着地させた。切り崩しを引いたので黒1マナを立てて返す。相手の攻撃は止まったが、マナがフルオープン。手札は2枚ぐらいだったか、あまりなかった様子だった。
5T目、ドロスの魔神を唱えると相手は投了を選択。無事に1本目を勝利できた。
2本目
サイドイン
サイドからは《寄生性掌握/Parasitic Grasp》を3枚で除去と同時にライフレースを壊すことを意識。更に《アーボーグの掃除屋/Urborg Scavengers》を2枚。ワンチャン墓地から速攻を追放できればすぐにスタッツが4/4になるので有利になるだろうと考えた。


サイドアウト
《蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive》、強迫2枚、《多元宇宙の突破/Breach the Multiverse》、《終末の影/Shadow of Mortality》。多分使うことがないだろうというあまり考えない頭で選出したと記憶してる。
後手7枚スタート。
1T目、1本目と同じく熊野が出てくる。1点をもらう。私は土地のみで終了。
2T目、僧院の速槍が出て、火遊びを顔面と合計5点ダメージをもらう。私は税血の収穫者を置く。
3T目、熊野が裏で出た。また稲妻の一撃で税血の収穫者が焼かれた。クリーチャーは僧院の速槍と熊野裏面。6点ダメージをもらう。返しで私はアヤーラを唱える。これで止まってくれればいいが、と願った。
4T目、《ナヒリの戦争術/Nahiri’s Warcrafting》がアヤーラに当たって5点ダメージ。余剰2点分の衝動ドローを許すことになった。相手は追放領域から火遊び、そして僧院の速槍と裏熊野、都合7点もらいちょうどライフが1点になった。その返しで引いてきた寄生性掌握で僧院の速槍を焼き、ライフが3点戻ってきた。ついでに握っていた2枚目の寄生性掌握で裏熊野も処理。ライフは7点まで戻った。

5T目、相手は手札がほぼない状況となったためか、アクションはなかった。私は手札からアヤーラの誓約者を2体出して返す。この時私の手札はギックスの命令のみだったと記憶している。ターンを返す前に火遊びだったか。2点火力がアヤーラの誓約者に飛び、1体消えた。
6T目、相手のアクションはなく、マナをフルオープンで返してきた。ギックスの命令を唱えて墓地のアヤーラとアヤーラの誓約者を回収、盤面のアヤーラの誓約者に1/1カウンターを2個とターン終了時までの絆魂のモードを宣言。相手からのレスポンスはなかったため、4点絆魂で攻撃。ライフは11点まで戻ってきた。
以降はアヤーラを定着させ、攻撃したアヤーラの誓約者に1/1カウンター4つ目が載ったため寄生性掌握をサーチして構えて最終的に殴り勝つことに成功した。
カジュアルイベントではあったものの、赤単に勝利して3-0できたことによる感情の高ぶりがすごかった。結果的にこの3連休でじゃんけん大会には1度も勝てていないものの、この熱が冷めないうちになんとかブログのエントリを作ることが出来た。
じゃんけん大会に参加する目的で組んだデッキだったが、使ううちに愛着が湧いてきてしまった。できるだけお金を掛けずに遊びたいと望みつつ、今後もスタンダードのイベントに参加していきたい。