社内のキックオフミーティングに参加してきた

まずキックオフミーティングのよくある例としては「PJの開始前にPJの方針の共有」だったり「新規メンバーの紹介」だったりする、チームビルディングのために行われるものだ。

私が所属する会社では長らくコロナ禍都合で開催を見送っていたが今年はオフライン開催されることとなった。

本稿ではウチの会社で行ったキックオフミーティングの内容とそれに対する所感をまとめたい。

まずキックオフミーティングとして行ったオフラインイベントの流れはこうだった。

  1. 参加者を複数のグループに分けて、それぞれのグループでwevox values card(以後、wvcと称する)を遊んだ
  2. 各上位者による数字のお話
  3. 参加者全員に従業員幸福度アンケート(匿名)
  4. 懇親会

以後に内容と所感について述べる。


wvcについて

今回のキックオフでは「相互理解」というキーワードの下、wvcを実施することとしたようだ。メンバーを変えながらトータルで3回実施した。1回あたり20分でやれ、という指示だった。

ここへの所感は以下の通りだ。

  • 20分/回 はあまりにも短すぎる。ババ抜きじゃないんだぞ、これ。
  • wvcはチームビルディングのツールとして遊びながら自己紹介するようなものと認識していたため、普段一緒に仕事しない人とやることの意味はあるのか?という疑問が強かった。
  • その一方で実際にやってみると後の懇親会のためのアイスブレイクにはなった気がした。思ってたより良い効果が得られた(気がした)。

数字のお話について

正直あまり興味がなかったこともあって話半分に聞いた。その中でも印象に残った話は以下の通り。

  1. 離職者が続いており、昨年度で10名出てしまったこと。本人にとってはプラスでも残された上司や部下は残念がっているという話。
  2. 部内全体でエンゲージメントが低い状況にあることがわかった。これについて上位層は重く受け止めており、改善できないか検討中とのこと。
  3. 処遇改善ができないか経営層で検討中とのこと。

これらへの所感としてはこうだろうか。

  • 残された人がどうとか自分の人生には関係ない。そんな事言われても離職という考えを改めるということは無いだろう。
  • エンゲージメントについて今まで意識したことがなかった人たちがそれを目の当たりにして重く受け止めているだけ。上位層にとっては人材流出が痛恨の一撃。そら手に塩を掛けて育ててきた人が離れていけば利益が出しづらくなるし、今の業界は人を集めることが難しいので補充も困難。
  • 今更エンゲージメントが低いと話をされて、どうアクションするかを考えるのは上位層のやることだと思っている。態々下の人間がどうしてほしいとか言わなければならないのか?って話。
  • 処遇改善ができるのなら本気でやれ。社会保険料増額されて悲鳴あげてるのに、これから増税も待ってるときた。従業員の家計には辛い未来しかない。

従業員幸福度調査の話

これ絶対wevoxとかそこらへんから拾ってきたやつなんだろうなぁ、と感じられる内容を紙で渡された。そういえば「紙」と漢字変換するのは久しぶりすぎて2回ぐらいスペース押した。いつもは「神」を使うことが多いからね、仕方ないね。

ここへの所感は以下が挙げられる。

  • これ紙で入力させて、手動でデータ化するんか?
  • データ取るのはいいけど、データを取り続けてくれるか?データは取り続けないと後々のアクションの効果測定ができない。いい施策は続けて実施してほしいし、悪かった施策はやめてほしいし。

以上で内容とその所感について述べてきた。もしかしたら何らかの偶然でウチの会社がこの記事を見てくれるかもしれないし、誰かわからないけどある社員がこんな事を考えてるんだな、って受け止めてくれたら幸いだ。

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